世界ランク2位で第2シードの山口茜(21=再春館製薬所)が同5位の陳雨菲(20=中国)に1-2(13-21、21-15、15-21)で敗れ、ベスト4進出を逃した。

「体が重かった。第1ゲーム、自分のスピードが上がっていないところで相手に主導権を握られ、そのまま試合が進んでしまいました」。相手に合わせるようにギアを上げ、第2ゲームを奪い返したが、最終ゲームで失速。7-4とリードしながら足が止まって逆転された。

8月は世界選手権、アジア大会でベスト4。ハードスケジュールで体調は万全ではなかった。「海外なら2ゲームで終わっていたと思う。日本で、応援を肌で感じられたから頑張れた。今の状態でやれることはやりました」と客席の応援に感謝していた。