東京五輪方式の複合の女子決勝では、日本の野口啓代(29)が4位、野中生萌(21=ともにTEAM au)が5位で、ともにメダルを逃した。世界トップレベルの選手が集う大会での複合は初めてで、東京五輪への試金石だったが、野口、野中ともに1種目目のスピードでスタートに失敗して出遅れた。得意のボルダリングでも巻き返せなかった。

優勝はスロベニアのヤンヤ・ガルンブレト(19)で、ボルダリングとリードで1位を獲得し、圧倒的な強さを見せつけた。