世界ランク12位、第1シードの錦織圭(28=日清食品)は、初戦の2回戦で同45位のペーター・ゴヨフチク(ドイツ)に7-6、6-3でストレート勝ちし準々決勝に進出した。

錦織は4強入りした全米オープン以来の大会だったが、接戦となった第1セットをタイブレークで制すと、第2セットは相手のサービスゲームで2度ブレークし、昨年覇者のゴヨフチクを振り切った。

年末の上位8人だけが資格のある最終戦ATPツアー・ファイナルの出場を狙う錦織は、まだまだ圏内。そのため今大会への参戦も決めていた。