男子シングルスの世界選手権覇者で世界ランキング2位の桃田賢斗(24=NTT東日本)が決勝でインドネシア選手に21-23、19-21のストレートで敗れ、初優勝はならなかった。

桃田は前週のジャパン・オープンで初優勝。準々決勝で元世界1位で北京、ロンドン五輪連覇の林丹(中国)を破り、準決勝では昨年の世界選手権王者で世界1位のアクセルセン(デンマーク)を下していた。

安定した強さを持ち込んだ中国オープンでも準決勝で世界3位の石宇奇(中国)にストレート勝ち。この勝利によって、世界バドミントン連盟が27日に発表する最新の世界ランキングで現在の2位から1位になることが確定。日本男子の世界1位はシングルス、ダブルスを通じて史上初となる。

女子ダブルス決勝は日本勢同士の顔合わせで、永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)と高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が対戦する。