女子3000メートルで平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)団体追い抜きの金メダルメンバー、佐藤綾乃(21=高崎健康福祉大)は7位、高木菜那(26=日本電産サンキョー)は23位だった。

あくまで来週行われる全日本距離別選手権(26日開幕、長野・エムウエーブ)がメイン。1800メートル通過までは飛ばしたが、その後はフォームを確かめるように滑りそのままフィニッシュした。佐藤は「最初の4周をいかに(ラップを)フラットで展開できるかにフォーカスして試合に臨んだ。いい感じをつかめた」と試運転の大会で手ごたえを伝えた。

同五輪でマススタートも制し、2冠を手にした高木菜は「1500メートルのイメージで入ってしまったので、スピードが出てしまって後半バテてしまった。3000メートルのイメージで入れば良かった。ただ、去年より調子をキープしている。(距離別までの)1週間でピークに合わせていきたい」と力を込めた。