世界ランク7位のイタリアがリオデジャネイロ五輪金メダルで同1位の中国を3-2(25-18、21-25、25-16、29-31、17-15)で破り、初優勝した02年大会以来4大会ぶり2度目の決勝進出を決めた。

イタリアは19歳エースのエゴヌ、シッラが中国の高いブロックを打ち破るスパイクで得点を重ね、キリケッラ、ダネージのミドル陣のブロックを軸に守備も機能した。第4セットはマッチポイントをつかみながら落としたが、フルセットで競り勝った。

リオ五輪銀メダルで世界ランク3位のセルビアは同8位のオランダを3-1(25-22、26-28、25-19、25-23)で破り、初の決勝進出を決めた。

セルビアはボシュコビッチ、ミハイロビッチの強打にミドルからの速攻を織り交ぜた多彩な攻撃で得点。ブロックを軸にした守備でもオランダを上回った。セルビアモンテネグロ時代の06年大会で3位になっているが、決勝進出で同国最高成績の銀メダル以上が確定した。

決勝、3位決定戦は20日、横浜アリーナで行われる。