メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

2位セバスチャン・フェテル(フェラーリ)に0・061秒差、3位キミ・ライコネン(フェラーリ)にも0・070秒差という僅差の予選だった。

「Q3に臨む時点で彼らとものすごく接戦なのは分かっていた。1回目のアタックは完璧ではなくて、2回目のアタックで1回目よりも良いアタックを決めるのは簡単なことではないけど今日はそれができた。路面も朝は滑りやすかったけど予選が進むにつれてどんどんグリップが上がっていき、高速のS字が向かい風で(ダウンフォースが得られ)最高のフィーリングだったよ」(ハミルトン)

フェテルは予選2位を得たもののフリー走行での赤旗提示時にスローダウンが不十分だったため3グリッド降格ペナルティーを科されている。ハミルトンが優勝すればベッテルが3位以下でハミルトンの自信5度目の戴冠が決まる。

トロロッソ・ホンダ勢はQ1でピエール・ガスリーが7位に入るなど好走を見せたが、2台ともに新品パワーユニットを投入したためグリッド最後尾降格が決まっており、Q2では決勝に向けてスタート練習に専念し無用なタイムアタックは行わず、予選結果としてはガスリー13位、ブレンドン・ハートリー14位となった。(米家峰起通信員)