シンガポールで開幕した女子テニスのツアー最終戦WTAファイナルで、初戦を翌日に控え、初出場で世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が21日、約1時間、感覚を確かめるように練習した。

前日からリターンのハードヒットに重点を置き、リターンから主導権を握る練習を行った。練習を視察した日本テニス協会の土橋登志久強化本部長は「さらに(体の)軸がしっかりしてきた。体がぶれない」と、成長ぶりに驚いていた。

大坂は1次リーグで、同3位のケルバー(ドイツ)、同8位のスティーブンス(米国)、同10位のベルテンス(オランダ)と同じA組に入った。初戦は、22日日本時間午後8時半開始でスティーブンスと対戦する。