フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、スケートアメリカで2連覇を果たした宮原知子(20=関大)が23日帰国し、大阪・伊丹空港で取材に応じた。

「ジャパンオープンなどであまりいい演技ができていなかった。今回こういう演技ができてよかった」と笑顔を浮かべた宮原。課題にしていたジャンプについて「ジャンプの意識、感覚は少しずつ身についてきた」と、手ごたえはつかみつつあり「シーズン中は、ウェイトよりもジャンプを多く練習している。力ばかりでやるスポーツではないので」と練習での取り組みが実を結び出しいるという。

「今回はだいぶ緊張した中で、いくつかいいジャンプ飛べました」。GPシリーズ首位発進に、喜びをかみしめつつ「まだジャンプは安定していない」と、次戦NHK杯(11月9日開幕)に向けて気を引き締めた。