フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯が9日、広島県立総合体育館で開幕する。これに先立ち、8日は、本番会場で公式練習と滑走順抽選が行われた。

9日の男子SPには、GP第2戦スケートカナダを制した宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が、シリーズ2戦上位6人が進むGPファイナル(12月、カナダ・バンクーバー)の出場権をかけて11番滑走で午後8時26~32分に登場。佐藤洸彬(22=南部美人)は2番滑走で同7時19~26分、山本草太(18=中京大)が3番滑走で同7時26~32分となった。時間は前後する可能性がある。

午前に行われた1回目の公式練習では、宇野がショートプログラム(SP)の曲をかけての練習で4回転フリップ、4回転-3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)のジャンプ全てを着氷。調整の順調さをうかがわせる内容だった。