フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で女子4位となった三原舞依(19=シスメックス)が11日、広島県立総合体育館で行われたエキシビションに出演した。「シンデレラ」を演じ、柔らかなスケーティングで観衆を魅了。大きな拍手を全身で受け止めた。

この日午前には、10日のフリーから一夜明けて、思いを語った。「悔しさもたくさんあったけれど、ショート(プログラム)は最終滑走、フリーさは最後の3人に入れて、すごくいい経験になった。力の無さが他の選手と比べてまだある。いいところを残しつつ、パワーをつけていきたいと思います」。次戦のGP第6戦フランス杯(23~25日、グルノーブル)に向けて、気持ちを新たにした。