3月の世界選手権で5位に入った友野一希(20=同大)が82・26点で4位発進となった。冒頭の4回転サルコーを回転不足となりながら着氷し、フリップ-トーループの連続3回転、トリプルアクセル(3回転半)もまとめた。

得点発表を待つ「キス・アンド・クライ」では笑顔を見せ、何度かうなずいた。「回転不足が取られたのか分からないですけれど、エレメンツの点数が伸びていなかった。自分の中でも納得いっていない。明日、いい演技ができるように気持ちを切り替えたい」。17日のフリーへ気持ちを新たにした。