フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯の男子ショートプログラム(SP)で首位発進した羽生結弦(23=ANA)が17日、フリーが行われる午後の時間帯に合わせて、車で登場。早歩きで会場に入った。

羽生はこの日午前の公式練習で、右足首を痛めた。冒頭の4回転ループで体勢を崩して、そのまま転倒。しばらく起き上がれなかった。その後は、着氷時にひねった右足首を気にする様子でゆっくりと滑ったが、曲が鳴り終わらないうちに練習を切り上げた。

移動のバスに乗り込む際には、右足首にアイシングを施していた。報道陣の「大丈夫ですか」という問いかけに「大丈夫です」と口にし、宿舎に戻っていた。