男子フリーでSP4位の友野一希(20=同大)が、逆転で初めて表彰台に立った。フリーで156・47点をマークして合計238・73点で3位に入った。

4回転サルコーを2度組み込んだ内容を転倒なく滑り終え「GPの表彰台は初めてで素直にうれしい」と充実感に浸った。昨季の世界選手権で5位と躍進したが、今季のGP第2戦のスケートカナダで9位に沈んだ。直前の6分間練習では体が動かず「自分に負けそうになったが、切り替えて気持ちの面でやりきった」とうなずいた。