バドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)ら日本代表が19日、中国遠征から成田空港に帰国した。桃田は福州中国オープンで優勝し、香港オープンは4強。「疲れが限界に来ていた。自分ではスピードを上げなきゃいけないと思っていても、思うように動けず、ただ返しているだけで後手後手にまわってしまった」と言葉少なに振り返った。

今後も全日本総合選手権、S/Jリーグの開幕など連戦が続く。「まずは会社名を背負って、コートに立つ責任を果たしたい」。昨年は8強だった全日本総合選手権に向けて、「去年は緊張して試合の内容を覚えていないので、意識をしっかり持って、強い気持ちで臨みたい」と引き締めつつ笑顔も見せた。