日本バレーボール協会は20日、都内で臨時理事会を開き、男子日本代表・中垣内祐一監督(51)の続投を決定した。

中垣内監督は9月の世界選手権(イタリア・ブルガリア共催)にベスト8相当の目標を掲げて臨んだが、6チームで戦った1次リーグで2勝3敗の5位に終わり、敗退。16チームによる2次リーグに進めず、1998年の15位を下回る史上最低の成績にとどまっていた。

日本協会の男子強化委員会が今回の世界選手権に限らず中垣内体制の2年間を総合的に精査し、代表選手からもヒアリングを重ねた上で評価をまとめた。それを受けた理事会が協議し、最終的には嶋岡健治会長が決断を下した。

この日の理事会では女子日本代表の中田久美監督(53)が引き続き指揮を執ることも承認された。