男子の彩たまが、琉球に0-4で敗退し、ホーム2連勝を逃した。

初戦のダブルスでメダリスト対決がいきなり実現。リオオリンピック(五輪)団体銀メダルメンバーの吉村真晴、黄鎮延(香港)組は、同じく銀メダルメンバーの丹羽孝希、有延大夢組と激突したが、ミスが目立ち最後まで流れをつかめず0-2で敗れた。

続くシングル初戦で巻き返しを図ったものの、ここまでリーグ6勝を挙げる鄭栄植(韓国)が、陳建安(台湾)に3-0であっさり敗れ、勢いを取り戻すことができず、平野友樹、黄も連続で敗れ、痛い黒星を喫した。坂本監督は「選手は疲れもあったのか精彩を欠いていた」と分析した。

首位の東京を追う彩たまにとって、ホーム2連戦は是が非でも取りたかったが1勝1敗。この敗戦で東京との勝ち点差は5点のまま。次戦、12月4日に舞台を相手ホームの沖縄・宜野湾に移し、再び琉球と対戦する。チームの主将を務める吉村は「正直、悔しい。ダブルスで勝っていれば。1つ1つの技術を見直してパフォーマンスを上げていきたい」とリベンジを誓っていた。