男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)は石宇奇(中国)に0-2で敗れ、3年ぶりの優勝はならなかった。第1セットを12-21で落とした桃田は、第2セットも11-21で落とし、流れをつかむことなくストレート負けを喫した。

1次リーグから1ゲームも落とさずに決勝まで進んだ。特に第2ゲームでは相手にペースを握られることなく大差を付けて奪うという強い戦い方で勝ち上がり、万全の状態で挑んだ決勝だったが、世界ランク2位の石宇奇の鋭いスマッシュに屈した。

世界選手権で優勝し世界ランク1位になるなど充実した1年だったが、18年の締めくくりを最高の形で終えることはできなかった。