富士通がIBMを下し3年連続4度目の優勝を飾った。 第1クオーター(Q)を14-6とリードすると第2Q以降も7-3、7-3、7-6と着実に加点し35-18の完勝劇。RBトラショーン・ニクソンが合計196ヤードの見事な走りで3タッチダウン(TD)を決め、MVPに輝いた。富士通は年明けの1月3日に日本選手権「ライスボウル」で、甲子園ボウルを制して29度目の大学王者となった関学大と対戦する。

▽RBニクソンの話 「(MVP?)アリガトゴザイマス。特にオフェンスラインがグッドブロッキングだった。(途中、足を引きずっていた?)ダイジョウブ。けがをしているように見えても僕は常に100%の力を出せるので問題ない。(去年はディフェンスだったがRBに転向した?)元々RBは僕がやりたいポジションだった。元に戻ったという感覚」と時折、日本語をまぜながら、声をはずませていた。