アメリカンフットボールの日本選手権ライスボウルの記者発表が18日に都内であり、両チームが抱負を披露した。

来年1月3日に東京ドームで、社会人代表富士通と学生代表関学大が対戦する。富士通が3季連続4度目、関学大が17季ぶり2度目の日本一がかかる。2季ぶり3度目の対決も過去は富士通が連勝し、現在社会人が9連勝中と優位は間違いない。

富士通はラン攻撃で社会人3連覇を達成からの一夜明け。藤田ヘッドコーチは「もう1度気持ちを作り直すのは難しいが、もう少し時間をもらえた。1歩でも2歩でも成長したい」。WR宜本主将は左手のケガで前日は欠場した。「次は出たい。ひと安心だが、今季のチームの集大成として、1プレーに集中して3連覇したい」と話した。

関学大鳥内監督は前夜テレビ観戦した。「RBとQBはでかすぎで規格外。向こうがすべて上。力が劣っていても対抗できるよう、なんとか考えます」と話した。今季はライスボウルに勝って真の日本一を目標に掲げてきた。QB光藤主将は「上回っているのは準備の時間と気持ち。学生らしく、最後まで体力としつこさで戦いたい」と、番狂わせを狙う。