日本水泳連盟は12日、池江璃花子（18＝ルネサンス）の白血病の公表を受け、都内で記者会見を開いた。会見には日本水泳連盟青木剛会長、上野広治副会長、所属先のルネサンスからは吉田正昭代表取締役社長執行役員、三木二郎コーチが出席した。

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会見には池江が所属するルネサンスの吉田正昭社長も同席し、今後もバックアップを続けていくことを表明した。会見の冒頭で同社長が「治療を開始するために入院中。早期の発見ができた」と現状を報告。中学1年から6年間、同クラブで成長してきた池江を思いやって「1日でも早い回復を祈って、サポートを続ける。治療に専念でき、頑張れる環境をつくっていきたいと思います」と話した。

4月に予定されている日大入学、水泳部入部も変わらず。同部監督も務める日本水連の上野広治副会長は「本人に意志を確認して、本日、大学にも報告してきました。日大として、池江を最大限サポートしていくつもりです」。数多くの五輪メダリストを輩出した水泳界の超名門は、全力で池江をバックアップする。

まだ病気が発覚したばかりで、詳しい状況などは分からないが、ルネサンスも日大も詳細な病状や治療などが始まれば、それに応じた支援を続ける予定。日本水連の青木剛会長も「本人の心中は察するにあまりある。克服に向けて前向きに取り組めるよう、連盟としてサポートしたい」。絶対的な女子のエースに、万全な支援体制がとられる。