バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)(8月開幕、中国)の1次リーグ(L)の組み合わせ抽選が16日、中国・深■で行われ、世界ランキング48位の日本は同1位の強豪米国と同じE組に入った。他は同17位のトルコ、同24位のチェコ。4カ国のうち上位2カ国が2次Lに進出する。

バスケ界最高峰のNBA選手を擁する米国代表は、世界のトップ。W杯は五輪と並んで世界最高峰の大会に位置づけられるため、各リーグのトップも集い、各国ベストメンバーで構成される。ステフィン・カリー(30=ウォリアーズ)やレブロン・ジェームズ(34=レーカーズ)ら「ドリームチーム」のスターと対戦する可能性も高まった。

W杯出場を決めたアジア2次予選からの帰国会見で比江島慎(28=栃木)が「米国とやりたい」と言っていた言葉が現実になった。これまで日本は00年の「スーパードリームゲーム」で米国と対戦し49-105で敗れているが、今回は史上最強の日本代表だ。アジア予選で全試合の招集はかなわなかった渡辺雄太(24=グリズリーズ)、6月のNBAドラフトで上位指名候補の八村塁(21=米ゴンザガ大)もW杯には出場できる可能性が高い。日本バスケの歴史に刻まれる1戦になるのは間違いない。

※■は土ヘンに川