女子テニスで世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が訴えられたと、複数の海外メディアが19日、報じた。

報道によると、米フロリダ州の裁判所に訴えたのは大坂と姉のまりをジュニア時代の11年に指導していたというクリストフ・ジーン氏。同氏は姉妹の父レオナルド・フランソワさんが当時レッスン料を払えなかったため、将来プロ選手になった場合、期限を定めずに、大坂の賞金と契約金から約20%を受け取る契約を結んだと主張している。少なくとも約200万ドル(約2億2000万円)の賠償金になると話しているという。

大坂の弁護士は「有名になると、このような人間が出てくる。なおみは、そのようなばかげた契約など、全く見ていない」と一蹴している。大坂は19日に始まったマイアミ・オープンに、まりとともに出場している。