2020年東京オリンピック（五輪）・パラリンピック組織委員会は19日、ボランティアのユニホームを発表した。フィールドキャスト（大会スタッフ）は大会カラーの「藍」を清涼感のあるグラデーションで表現。シティキャスト（都市ボランティア）は大会エンブレムの市松模様を濃紺の白で表した。

ユニホームは「暑さ対策」「持続可能性」「多様性」をテーマに開発された。快適な着用感を追求したポロシャツ、ハーフパンツとしても使える2WAYパンツ、中敷と靴底に通気孔を設けたシューズ、ジャケット、ハット、ソックス、バッグ、持ち帰りバッグの8点が提供される。

都内で行われた発表会にフィールドキャストのユニホームを着て出席した選考委員の香取慎吾は「着心地いいです」と話し「決まりかけた意見が覆り、一からやり直したりと議論が難航することもありましたが、いい選考会だったと思います」と半年以上にわたる話し合いを振り返った。