秋田ノーザンハピネッツが昨季から15連敗中だった横浜ビー・コルセアーズに60-75で屈した。

細谷将司(30)は昨季まで所属した古巣戦で先発出場し、ドリブルやノールックパスなどでゲームメーク。相手の田渡凌主将(26)は男女の共同生活を観察する人気バラエティー番組「テラスハウス」に出演中で注目を集めるが、細谷も負けじと前ホームで奮闘した。

前半は秋田が主導権を握った。第1クオーター(Q)はキーナンが先制。細谷はドリブルで切れ込みファウルを誘発。自らもシュートを決めて司令塔として存在感を発揮し、22-17で終えた。第2Qは細谷が野本の得点をノールックでアシストし、37-31でリードをキープした。

後半はいきなり出ばなをくじかれる。第3Qは3点シュートや連続得点で26点を奪われ逆転された。52-57と5点差をつけられて第4Qに突入。しかし、5ファウルでフリースローを与えるなど点差をさらに広げられた。

12日の第2戦は台風19号の影響で延期となった。次戦は16日にホームでA東京と対戦。悔しさをバネに昨季、未勝利だった王者に挑む。【山田愛斗】