首位から出たテレサ・ルーが3バーディー、1ボギーの70で回り、通算7アンダー、137で首位をキープした。5バーディー、1ボギーとスコアを4つ伸ばしたペ・ソンウが5アンダーで2位に浮上。3位から出た賞金ランク3位の渋野日向子が3バーディー、1ボギーとスコアを2つ伸ばし4アンダーでイ・ボミと並んで3位。3アンダーで古江彩佳が5位につけている。

賞金ランク首位の鈴木愛は、1バーディー、2ボギーとスコアを1つ落とし、通算1オーバーで17位に後退。賞金ランク2位の申ジエも3バーディー、2ボギーとスコアを1つしか伸ばせず、1オーバーで鈴木と並んで17位。

渋野の自力賞金女王なしも/最終戦での大逆転条件

第2日 アウト3367ヤード=パー36、イン3168ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野36
鈴 木37


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野34
鈴 木37

※・はパー、◎はイーグル、○はバーディー、△はボギー、□はダブルボギー


◆快晴、微風、気温11度の好コンディション。

1番362ヤード、パー4=パー

やや向かい風の中、1打目をしっかりフェアウエー左に。2打目はセンター奥ピン、アイアンの当たり薄く、右前エッジにショート。3打目は22ヤードのアプローチ、ミスで手前6メートルも、きっちりと沈め歓声が上がる。

鈴木はパー発進。

第2日、1番 笑顔の渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、1番 笑顔の渋野日向子(撮影・横山健太)
 第2日、1番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、1番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

2番582ヤード、パー5=パー

1、2打できっちりフェアウエーキープ。3打目でピン奥5メートルののナイスショット。バーディーパットは1メートルオーバー。返しを入れてパー。

鈴木は7メートルのバーディーパットを外してパー。

第2日、2番 悔しがる渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、2番 悔しがる渋野日向子(撮影・横山健太)

3番412ヤード、パー4=パー

1打目はドライバーでフェアウエー。2打目は、アゲンスト左目奥ピンに対し、右端に乗っただけ。18メートルのバーディーパット、ナイスタッチで50センチオーバーとしてナイスパー。

鈴木は3打目でピン横70センチに寄せてパー。

第2日、3番 セカンドショットを終え移動する渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、3番 セカンドショットを終え移動する渋野日向子(撮影・横山健太)

4番358ヤード、パー4=ボギー

1打目、ドライバーが左ラフに。2打目、アイアンショックが何とシャンク、グリーン右前に大ショート。3打目、25ヤードのアプローチは、ピン奥2・5メートルに寄せるも、これが入らずボギー。通算1アンダーに。

鈴木はパー。

第2日、4番 苦笑いを浮かべる渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、4番 苦笑いを浮かべる渋野日向子(撮影・横山健太)

5番194ヤード、パー3=パー

左前目のピンに対して、ユーティリティーのショットが右前エッジにショート。15ヤードのアプローチはOKに寄せてパー。

鈴木はボギー

第2日、5番 ショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、5番 ショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

6番387ヤード、パー4=バーディー

1打目、ドライバーでフェアウエー。2打目、アイアンで手前2・5メートルに寄せ、しっかりバーディーを奪い通算2アンダーに戻す。

鈴木は、第3打グリーンエッジからバーディーを狙うも入らずパー。

第2日、6番 バーディーを奪い、引き締まった表情を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、6番 バーディーを奪い、引き締まった表情を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)

7番397ヤード、パー4=パー

1打目、ドライバーが左ラフ。2打目を左前エッジに。7ヤードをパターで20センチに寄せてパー。

鈴木はパー。

第2日、7番 セカンドショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、7番 セカンドショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

8番185ヤード、パー3=パー

1打目、アイアンで左前2・5メートルにつけたが、パットが届かずにパー。

鈴木はパー。

第2日、8番 第2打のパットが届かずバーディーを逃す渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、8番 第2打のパットが届かずバーディーを逃す渋野日向子(撮影・横山健太)

9番490ヤード、パー5=パー

1打目、ドライバーは左ラフに。2打目、無理して2オンを狙わずフェアウエーへ。3打目、ショートアイアンでピン右前3メートルも入らずパー。アイアン不調から徐々に復調の気配。

鈴木はパー。前半1ボギーとスコアを1つ落とし折り返す。

申ジエは2バーディーの2ボギーのイーブン。

 第2日、9番 もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、9番 もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)

10番341ヤード、パー4=パー

1打目、フェアウェイウッドでフェアウエー。2打目はグリーン右前にショート。3打目、15ヤードのアプローチを1・2メートルに寄せてパー。

鈴木はパー。

 第2日、10番 もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、10番 もぐもぐする渋野日向子(撮影・横山健太)

11番485ヤード、パー5=パー

1打目、ドライバーで左ラフ。2打目、2オンを狙うも手前ラフにつかまる。3打目、35ヤードのアプローチ、グリーンに届かずラフ。4打目、7ヤードをチップショットで80センチに寄せて、パー。

鈴木はパー。

第2日、11番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、11番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・横山健太)

12番140ヤード、パー3=パー

1打目を左奥6メートルにつける。バーディーパットは最後に大きく切れるフックライン、カップに蹴られてパー。

鈴木はカップに嫌われパー。

第2日、12番 グリーンを見つめる渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、12番 グリーンを見つめる渋野日向子(撮影・横山健太)

13番495ヤード、パー5=バーディー

1打目、ドライバーでフェアウエー。2打目、花道からピン前13メートルに2オン。イーグルトライ、上って下るライン、ピン左前80センチに。2パットバーディーで、通算3アンダー。

鈴木は2メートルを決めこの日初バーディー

第2日、13番 グリーンで考え込む渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、13番 グリーンで考え込む渋野日向子(撮影・横山健太)

14番383ヤード、パー4=バーディー

1打目、フェアウェイウッドでフェアウエー。右前ピンを狙う2打目は、フェアウエーの中にある前の林を越し、ピン左奥8メートルにつける。パットは、最後に左に切れるライン読み切って連続バーディー。通算4アンダーに。

鈴木はパー。

第2日、14番 バーディーを決める渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、14番 バーディーを決める渋野日向子(撮影・横山健太)

15番413ヤード、パー4=パー

1打目、ドライバーで右ラフ。下りスロープの入る左奥ピンを狙った2打目はグリーン前ラフにショート。3打目、15ヤードのアプローチ、足を使って80センチに寄せ、ナイスパー。

鈴木はパー。

第2日、15番を終え移動する渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、15番を終え移動する渋野日向子(撮影・横山健太)

16番171ヤード、パー3=パー

1打目、ユーティリティーでピン手前8メートル。バーディーパットはカップ前で止まり、パー。

鈴木はパー。

第2日、16番 サングラスをかける渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日、16番 サングラスをかける渋野日向子(撮影・横山健太)

17番317ヤード、パー4=パー

1打目はフェアウエー。2打目、右前ピンへ、ウエッジで手前1・8メートル、これが入らずパー。

鈴木はパー。

第2日17番、渋い表情を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日17番、渋い表情を見せる渋野日向子(撮影・横山健太)

18番423ヤード、パー4=パー

1打目はドライバーでフェアウエー。2打目をピン奥7メートル。パットは、触るだけで寄せてパー。

ホールアウト時点で首位のテレサ・ルーと3打差の通算4アンダー。

鈴木は手前ラフからの2メートルに寄せるもこれを外してボギー

鈴木は、1バーディー、2ボギーの1オーバー。通算1オーバー、申ジエは4バーディー、2ボギーの2アンダー。通算1オーバーで2日目終えた。

第2日18番、ホールアウトする渋野日向子(撮影・横山健太)
第2日18番、ホールアウトする渋野日向子(撮影・横山健太)

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スタート前、気合の入った表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
スタート前、気合の入った表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
スタート前、パッティンググリーンで笑顔を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
スタート前、パッティンググリーンで笑顔を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
スタート前、パッティンググリーンで練習する渋野日向子(右)と鈴木愛(撮影・上田博志)
スタート前、パッティンググリーンで練習する渋野日向子(右)と鈴木愛(撮影・上田博志)

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