日本陸連の瀬古利彦強化戦略プロジェクトリーダーは12日、国会内で開かれた「ジョギング・マラソン振興議連」の会合で講演し、東京五輪のマラソン・競歩会場が札幌に変更された経緯を振り返り「なぜ、日本に札幌(という地)があったのだろう。小池都知事の気持ちも分かる」と、あらためてボヤいた。

札幌のマラソンコースは、前半の約20キロは決まったが、後半部分は未定。瀬古氏は個人的な考えとして「7キロを6周というのが世界基準。観客が何度も見られるし、警備の負担も減る。私はできれば(7キロを)6周回ってほしい。いろいろ意見がありますが」と口にした。