奈良県は18日、18年度の全国大学選手権で準優勝した天理大(奈良・天理市)ラグビー部から、新たに部員29人の新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表した。17日までに確認された24人と合わせて、同部で陽性判定を受けた部員は計53人となった。

18日午後1時現在で学生171人(寮生167人、マネジャー4人)、職員10人の検査を終えた。8月初めに寮から自宅に戻った1人を検査対象から除いて、部員の未判明数は0となった。陽性判定が確認された53人のうち、入院中(入院予定を含む)は24人。宿泊療養(入所予定を含む)は29人となっている。

県は「いずれもラグビー部に所属し、同じ寮で生活していることから、スポーツおよび寮生活においてのクラスター(感染者集団)事案と考えます」としている。