ハードコート女王の誕生だ! 世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)が、2年ぶり2度目の優勝の快挙を成し遂げた。
同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-3で下し、4大大会通算4度の優勝は、すべてハードコートとなった。現役では、クライシュテルス(ベルギー)と並び、S・ウィリアムズの13度に次ぐ2番目の多さだ。大会後の最新世界ランキングで2位に復帰する。
▽大坂の話 「私のチームに感謝したい。(新型コロナウイルス禍での)隔離生活でも協力して支えてくれた。チームは家族同然。このトロフィーはみんなのもの。また四大大会で優勝できて、最高の経験になった」。
▽ブレイディの話 「大坂がしていることは素晴らしいこと。若い女の子たちはこれを見て勇気をもらっていることでしょう。四大大会決勝を戦えたのは特別だが、私の日ではなかった。またここに立てるようにしたい」。
大 坂 | 2 | 6-4 6-3 - | 0 | ブレイディ |
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ★ | ○ | ★ | ○ | ○ | 6 | |||||||
ブレイ | ★ | ○ | ○ | 3 |
○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク
▼第9ゲーム 大坂のサーブ 3ポイント連取でチャンピオンシップポイント。ブレイディのリターンがアウトになり大坂が第2セットも連取し優勝!
▼第8ゲーム ブレイディのサーブ 30オールからブレイディがバックハンドウィナー。大坂も負けじとリターンエース。ジュースからブレイディが連続ポイントでキープ
▼第7ゲーム 大坂のサーブ 30-15から大坂のフォアをブレイディが返せず。40-30からブレイディのフォアがアウト。大坂がキープ
▼第6ゲーム ブレイディのサーブ ブレイディがフォアハンドウィナーを決め30-0、大坂が連続でポイントを落としブレイディがキープ
▼第5ゲーム 大坂のサーブ 30オールから大坂のバックハンドウィナー。40-30もブレイディの連続ポイントでアドバンテージ。ジュースも大坂のバックがネットにかかりブレイディがブレーク
▼第4ゲーム ブレイディのサーブ 15-0から大坂がバックハンドウィナー。ブレイディが3連続でポイントを落とし大坂がブレーク
▼第3ゲーム 大坂のサーブ 40-0から大坂がダブルフォールトもエースを決め大坂がキープ
▼第2ゲーム ブレイディのサーブ 15-30から大坂がバックハンドウィナー。ブレイディのフォアがアウトになり大坂がブレーク
▼第1ゲーム 大坂のサーブ 30-15からブレイディがフォアハンドウィナー。一度追いつかれるも大坂がキープ
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ○ | ★ | ○ | ○ | ★ | 6 | |||||||
ブレイ | ○ | ★ | ○ | ○ | 4 |
○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク
▼第10ゲーム ブレイディのサーブ 15オールからブレイディのフォアハンドウィナー。ジュースからブレイディのフォアがアウト。ブレイディのフォアがネットにかかり大坂がブレーク。第1セット先取
▼第9ゲーム 大坂のサーブ 30オールからブレイディのバックハンドウィナーで30-40。大坂が3連続ポイントでキープ
▼第8ゲーム ブレイディのサーブ 2度のジュースからブレイディがエース。3度目のジュースもブレイディがバックハンドウィナー、大坂のリターンがネットにかかりブレイディがキープ
▼第7ゲーム 大坂のサーブ 30オールから大坂がエース。ブレイディのバックがアウト。大坂がキープ
▼第6ゲーム ブレイディのサーブ 30-0から大坂のフォアが連続でかかりブレイディがラブゲームでキープ
▼第5ゲーム 大坂のサーブ 30オールから大坂のフォアハンドウィナー 40-40から大坂がダブルフォールト。バックがネットにかかりブレイディがブレークバック
▼第4ゲーム ブレイディのサーブ 大坂がフォアハンドウィナーでポイント。ブレイディのミスが続き大坂がラブゲームでブレーク
▼第3ゲーム 大坂のサーブ 15オールからブレイディのバックがアウト。30-15からブレイディのリターンがアウト。大坂がキープ
▼第2ゲーム ブレイディのサーブ 40-15からブレイディが連続のミス。ジュースもブレイディがキープ
▼第1ゲーム 大坂のサーブ コイントスで勝った大坂がサーブを選択。15-0から1本目のエース。連続でエースを決め大坂がラブゲームでキープ
ブレイディ、大坂の順で登場。紹介され観客席に目をやり、右手を振った。