フィギュアスケートの世界選手権銅メダルの羽生結弦(26=ANA)が30日、開催地のスウェーデンから帰国した。空港ではマスク姿で、出迎えた関係者に丁寧に会釈。「ありがとうございました。お疲れ様です。隔離されます。ありがとうございまーす」と明るくあいさつした。

28日に閉幕した世界選手権では、ショートプログラム(SP)首位発進も、フリーではジャンプのミスもあり、順位を下げた。28日のエキシビション前のオンライン取材では、現役続行を表明。フリー「天と地と」を来季も継続することや、「もし、その僕が4回転半(クワッドアクセル)を目指している状況の中に五輪があれば、考えます。ただ、僕にとって最終目標は五輪の金ではなく、あくまでも4回転半を成功させることが目標。世界の情勢をみながら、体だったり、いろんなことを考慮しながら考えていきたい」と22年北京五輪についての心境を答えていた。