日本スケート連盟(JSF)は23日、都内で理事会を開き、フィギュアの国際大会派遣選手を追加承認した。

チャレンジャーシリーズ(CS)のワルシャワカップ(11月18~21日、ポーランド)に、アイスダンスの村元哉中(28)高橋大輔(35)組(関大KFSC)がエントリー。前週のグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(12~14日、東京)に続く2週連続の大会出場となる。

ワルシャワカップの男子は山本草太(中京大)島田高志郎(木下グループ)、女子は横井ゆは菜(中京大)三原舞依(シスメックス)が派遣される。

カップオブオーストリア(11月11~14日、グラーツ)には男子の三宅星南(関大)本田ルーカス剛史(木下アカデミー)と、女子の河辺愛菜(木下アカデミー)樋口新葉(明大/ノエビア)川畑和愛(早大)が名を連ねた。

ゴールデンスピンオブザグレブ(12月8~11日、クロアチア)にはジュニア女子の吉田陽菜(木下アカデミー)が出場する。

冬季ユニバーシアード・ルツェルン大会(12月11~21日、スイス)の代表は、男子が森口澄士(木下アカデミー=同大)と山隈太一朗(明大)、女子が竹野比奈(福岡大)と渡辺倫果(法大)に決まった。補欠は櫛田一樹(関西学院大)吉岡詩果(山梨学院大)青木祐奈(日大)となった。

ユニバーシアード大会は新型コロナウイルス感染症対策のため出場枠が減らされたといい、JSFの伊東秀仁フィギュア委員長は「男女3人ずつの予定だったが、各国2人になった。もともと2人だった国も1人に減らされると聞いている」と説明した。【木下淳】