男子200メートル個人メドレーで、瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が1分52秒93で優勝した。100メートル、400メートルとの個人メドレー3冠を達成。今後は米国と日本を往復しながら、練習を積んで、24年パリ五輪に向かう考えを示した。男子50メートル平泳ぎは小関也朱篤(29)が日本新の25秒91で優勝した。池江璃花子(21)は2日で5種目計10レースを泳ぎ切った。

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瀬戸が、新しい挑戦を明かした。今後は米国で練習拠点を探し、日本との往復で実力を蓄える。まずは21日からW杯ドーハ大会と同ロシア大会に出場。そのまま米国に移動して約2カ月、複数拠点で練習予定。きっかけは9月の国際競泳リーグ(ISL)。「海外の練習レベルの高さを感じた。いろんなことを吸収したい」。今大会は5種目で3冠。最後の200メートル平泳ぎは1着フィニッシュも泳法違反で失格。「びっくりしたが…。レースで強化することができた」とした。