東京オリンピック(五輪)バレーボール男子日本代表の西田有志(21=ヴィーボ・ヴァレンティア)と高橋藍(20=日体大)が22日、オンラインファンミーティングで東京オリンピック(五輪)の舞台裏を明かした。29年ぶりの準々決勝進出に貢献した2人は、それぞれの印象に残った試合を紹介した。

西田は1次ラウンド最終戦のイラン戦を挙げた。主将の石川祐希(25=ミラノ)が最終セットで見せた連続サービスエースがチームに勢いをもたらしたと言い「負ければ敗退というどちらも窮地にある中で、あの2点で勝ったと思いました」と話した。

一方の高橋は、カナダ戦の第4セットで見せた自身の「フェイクセット」を選んだ。「石川選手が気持ちよさそうに打っていて喜んでいたと思ったら、試合が終わった後『あれトス低かったよね』と言われて。あんなに気持ちよさそうに打っていたのに(笑)」と笑いを誘った。