フィギュアスケート世界選手権女子で優勝した浅田真央(愛知・中京大中京高)が21日、一夜明けてあらためて喜びを語り、「今はただうれしいだけ。達成感がある。すごく気持ちいい」と笑顔を見せた。

 20日のフリーはジャンプの踏み切りで激しく転倒して腰を強打した。大事には至ってないようで、映像を見た浅田真は「あんなこけ方をしているとは思わず驚いた」と苦笑い。ショートプログラム、フリーともに新たなプログラムを予定する来季へ「(世界選手権)2連覇もあるし、全日本の3連覇もある」と頼もしかった。

 不在となっているコーチの選定については「ゆっくり考えようと思う」と話すにとどめた。