柔道男子60キロ級で北京五輪代表を逃した野村忠宏(33=ミキハウス)が9日、進退について胸中を明かした。大阪・八尾市内のミキハウス本社を訪問して、木村皓一社長(63)に全日本選抜体重別選手権の結果を報告。準決勝敗退で代表落選となり「残念で悔しい。『最後があんな試合でええんか』と自分の中でおさまりがつかない。『どうあがいてもコイツにはかなわへん』と思ったらここで引退を報告していたかもしれないけど」と、もどかしさを口にした。

 今後は5月までをめどに、昨年5月に負傷した右ひざを手術する方針で、進退の結論については「いつまでに決めるか、今は言えない。リハビリの中で正直な気持ちに従いたい」と話した。