大阪府の橋下徹知事が設置した改革プロジェクトチームが、財政再建のため府立の通年型スケート場「臨海スポーツセンター(SC)」の売却を検討していることを受け、日本スケート連盟の伊東秀人フィギュア強化部長は20日、同連盟として大阪府に存続を要望する方針を明らかにした。23日の理事会で具体的な対応策を協議する。

 臨海SCは、かつて高橋大輔(関大大学院)も練習したリンク。京阪神地域の選手の練習場となっており、伊東強化部長は「滑る場所がなくなる」と危機感を募らせている。