日本オリンピック委員会(JOC)は3日、東京都内で常務理事会を開き、北京五輪で悲願の金メダルを獲得したソフトボールが次回の2012年ロンドン五輪で実施競技から除外されるため、2009年度の強化費配分基準となる競技団体ランクを最高の特Aから最低のDに格下げとする方針を固めた。

 08年度のソフトボールは水泳、柔道とともに競技団体ランクで特Aに指定され、国からの補助金とJOC財源を合わせた強化費補助として約1億円が配分されていた。しかし非五輪競技が指定されるDランクに落ちると、国庫補助金(7000万円)は約95%減の300~400万円になる。

 JOCの遅塚研一専務理事は「非五輪競技がDに指定されるのはルールであり、特別扱いはできない」と公平性を踏まえた判断であることを強調した上で「心情的にもソフトボールは実績に対する特別な配慮を考えたい」と財政支援などを今後検討していく考えも示した。また来年10月の国際オリンピック委員会総会で五輪競技復帰が決まった場合はランクを元に戻すという。