バスケットボール女子のWリーグが10月3日に開幕する。昨季初優勝を果たした富士通と2季ぶりの覇権を狙うJOMOが軸だが、2強を追う他チームも戦力の底上げに自信を示している。

 富士通は日本代表で得点源の矢野がプロ契約を結び、三谷主将とともに意気込みは強い。気掛かりは司令塔の船引かのひざ痛。パス回しで防御網の弱点を探るのが得意戦術だけに、成長株の中畑らで負担を軽減したい。

 JOMOは大神が米国のWNBAから戻ったばかりで、実戦を重ねて連係を磨く考えだ。大神が留守の間に吉田が成長し、俊足の立川が戦列に復帰した。

 4季連続で4強入りのトヨタ自動車は初制覇を狙う。大黒柱の榊原は右足の手術明けだが、静岡・常葉学園高で全国優勝を知る三浦とシューター桜田の連係は精度を増した。若返りを進めるシャンソン化粧品は23歳のエース池住と21歳の藤吉が鍵を握り、堅守の石川らが脇を固める。

 台風の目となりそうなのがアイシンAWだ。昨季得点王の小磯と移籍加入した江口の両センターが、若手ガード陣の勢いと絡み合えば面白い。

 8チームが4回戦総当たりのレギュラーリーグを行い、4強が来年2月21日から始まるプレーオフに進出する。