北京五輪の競泳女子200メートル背泳ぎで2大会連続銅メダルを獲得した中村礼子(26)は6日、「北京が終わって(選手生活の)一区切りとしたい。別の角度から水泳を見たい」と、今季限りで引退することを明らかにした。今後は、所属する東京スイミングセンター(東京SC)でコーチのアシスタントとして活動する。

 中村は北京五輪の100メートルで6位に終わったが、200メートルでは2分7秒13の日本新記録をマークして3位に入り、競泳日本女子選手としては前畑秀子以来72年ぶりとなる2大会連続メダル獲得となった。中村は「いろんな段階を踏んで違う形の五輪を経験できた。すごく満足できた」と語った。

 中村は2003年秋から、男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)らを指導する東京SCの平井伯昌コーチに師事して力を伸ばし、04年アテネ五輪200メートルで銅メダルを獲得。女子背泳ぎの日本の第一人者として活躍した。

 中村は神奈川県出身で日体大出。女子背泳ぎの100メートルと200メートルの日本記録保持者。