フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは31日(日本時間11月1日)オタワで開幕する。日本勢の注目は女子の村主章枝(avex)。安藤美姫(トヨタ自動車)らを指導してきたニコライ・モロゾフ・コーチの門下に今季から加わり、低迷からの脱出を目指している。「変化を感じてもらえればいい」と話すGP初戦で、どんな滑りを見せるか。

 2006年に銀メダルを獲得した世界選手権も、ここ2年は代表になれていない。「1度落ちているし、自分を駆り立てて、はい上がっていくのは大変」。トリノ五輪4位の27歳は、自信を取り戻すため、敏腕コーチを頼った。

 浮上の手応えは感じている。調整のため出場した10月中旬の東京選手権で中野友加里(プリンスホテル)や今大会出場の武田奈也(早大)を抑えて優勝。新コーチの下、本人も驚く練習量で、課題とするジャンプの調子は上向きだ。

 表現力には定評があり、巻き返しの鍵はやはりジャンプ。大会前日の公式練習でも調整に余念がなかった。2連続3回転を持つトップ選手に、演技構成では劣るが「今までやってきたことを、きちんと試合で出すことが課題」と、確実性で勝負を挑む。