アテネ五輪体操男子団体総合金メダル、北京五輪同銀メダルの冨田洋之(27=セントラルスポーツ)が10日、都内で会見を行い正式に引退を表明した。年齢からくる衰えなどから持ち味の「美しい体操」を演技し続けることが難しいと悟り、引き際を決意。「自分の中では本当に満足いく体操人生だったと思う」と笑顔で話した。既に豊田国際(15日開幕、豊田市総合体育館)を最後に現役を退くことを表明している鹿島丈博(同)も同席。「冨田選手にはお疲れさまと言いたいです」と戦友をねぎらった。
冨田にとって、豊田国際と出場濃厚なW杯決勝大会(12月13日開幕、マドリード)の2大会が現役最後の演技となるだけに「2大会では皆さんの記憶に残る演技を披露したいと思います」と意欲を示した。


