フィギュアスケートの世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)が、いよいよ今季の初戦を迎える。14日開幕のグランプリシリーズ第4戦、フランス杯(パリ)に向け「心の準備はできている。今できることをしっかりやりたい」と語る18歳の演技に期待が集まる。

 トリノ五輪金メダルの荒川静香らも師事したタチアナ・タラソワ・コーチと今季からコンビを組み、「前にはないようなパワフルな滑り」を目指してきた。今大会は回避する方向だが、フリーで2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶ、女子では驚異的なプログラムに取り組んでいる。

 約1週間モスクワで調整し、12日夜にパリに入った。試合間隔は空いているが「あまり関係ない。その分ゆっくりと練習できたので良かった」と気にする様子はない。昨季は苦戦したシーズン序盤で、どれほどの完成度を披露できるか。

 来季のバンクーバー五輪で強敵となりそうな金妍児(韓国)は、すでにGP2戦に高得点で連勝し、12月のファイナル(高陽=韓国)進出を決めた。「自分もいい結果を残したいが、まずはこの試合に集中する」。過去2度優勝しているフランス杯でGP通算6勝目を狙う。(共同)