日本水連は23日の評議員会で、2006年に日体大水泳部員が死亡する事故が起きるなど対策が問題となっていた高地トレーニングについて、安全管理のガイドラインを公表した。日本水連ホームページにも掲載し、周知徹底を図る。

 ガイドラインは5ページで、水泳では標高1500-2300メートルの高地で練習が行われているとし<1>体内への酸素摂取が困難になるなど高地の特性を知る<2>練習計画を工夫する<3>睡眠不足や疲労蓄積など選手の健康管理に特段の配慮が必要-などと指摘。医科学の専門家の支援を得ることが望ましいとし、コーチが実践している注意項目の例を挙げた。佐野和夫専務理事は「高度な練習にチャレンジする場合はこのくらい配慮してほしい」と説明した。

 高地トレーニングでは06年3月、中国・昆明で合宿中だった日体大の宮嶋武広さん(当時=20)が練習中に死亡する事故が起きた。