陸上部の長距離選手(1日付で退部)が強制わいせつの現行犯で逮捕された東洋大に対し、関東学生陸上競技連盟は3日、同大から5日に事実関係の報告を受けた上で処分を検討する方針であることを明らかにした。結果次第では東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に出場できない事態に発展する可能性もある。

 関東学連によると、事件発覚後に会長、副会長らで構成する特別審査委員会を5日に招集することを決めており、事実関係を把握した上で審議する。必要なら同日の代表委員総会でも議論するという。

 東洋大によると電話では連盟側に連絡しているものの、本人と接触できるのが4日になる見込みで、直接、事実関係を確認した上で報告する。