福岡国際マラソンは7日に福岡市の平和台陸上競技場発着で行われる。来夏の世界選手権(ベルリン)代表選考会を兼ね、日本人トップは自動的に代表に決まる。北京五輪で惨敗した日本勢が今後につながる走りができるか注目される。

 好調なのが油谷繁(中国電力)だ。9月初めに脚の故障で不安はあったものの、その後の練習は順調にこなした。仕上がりもいい。アテネ五輪5位入賞後、3度のマラソンはいずれも不本意な成績が続いており、久々の快走を期す。

 2月の東京マラソンで2位に入り、北京五輪の補欠になった藤原新(JR東日本)は真価が問われるレース。10月のシカゴでは2時間23分10秒と崩れており、どう巻き返すか。昨年の福岡4位の松宮祐行(コニカミノルタ)、昨年の世界選手権(大阪)出場の佐藤智之(旭化成)や、入船敏(カネボウ)も上位を狙う。

 北京五輪13位の尾方剛(中国電力)は右太もも裏と右ひざ裏に痛みが出て欠場する。

 海外勢は4月に2時間6分40秒の自己記録を出した北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)に勢いがある。出場選手トップの2時間6分14秒の記録を持つフェリックス・リモ(ケニア)も有力だ。(共同)