柔道の嘉納杯東京国際は12日から3日間、東京体育館で男女各7階級を行う。北京五輪後初の個人戦の主要国際大会で、4年後のロンドン五輪へ向けた第一歩となる。

 日本勢は各階級に4選手が出場し、北京五輪メダリストは男子66キロ級2連覇の内柴正人(旭化成)と女子52キロ級3位の中村美里(三井住友海上)がエントリーした。

 内柴は9月に左ひじの手術を受け、本調子でない。昨年の世界選手権王者のデルリ(ブラジル)や北京五輪3位のアレンシビア(キューバ)ら強豪が顔をそろえ、苦戦が予想される。

 中村は11月の講道館杯全日本体重別選手権で優勝し、好調を維持。五輪後は組み手の強化に取り組んでおり、外国人選手に成果を発揮できるか。

 女子48キロ級は山岸絵美(三井住友海上)に注目。4月の全日本選抜体重別選手権で谷亮子(トヨタ自動車)に快勝するなど力をつけてきた。北京五輪2位のベルモイ(キューバ)が強敵となる。

 男子100キロ超級は北京五輪王者の石井慧が抜け、人材育成が急務。ベテランの棟田康幸(警視庁)高井洋平(旭化成)の力が抜け出ているが、将来を嘱望される19歳の上川大樹(明大)の奮起が期待される。