<アメリカンフットボール・Xボウル:パナソニック電工28-14鹿島>◇13日◇京セラドーム大阪
鮮やかな逆転勝ちだった。パナソニック電工が最多6度目の社会人日本一を2連覇で達成。村上監督は「3試合分ぐらい疲れた。選手が本当によく頑張ってくれた」と静かに喜びをかみしめた。
出だしは苦しかった。パスコースを封じられて思うように攻められない。守備でも鹿島のRB丸田の足を止められずに第1クオーターで14点のリードを許した。
ここから進化した姿を見せた。第2クオーター開始直後、第1ダウン獲得まで残り1ヤードで迎えた第4ダウン。通常はパントの場面だが、強攻策に出て攻撃権を確保した。するとラン主体の攻撃が機能し始め、RB石野が2TDを奪うなど、3連続TDを奪って一気に試合をひっくり返した。
計195ヤードを走って、最優秀選手に選ばれた石野は「第1ダウンを取りたいところで取れた。信頼されるRBになれたかな」と満面の笑み。腰痛を抱えながらの奮闘に、村上監督も「石野が抜群だった」と褒めた。
パス攻撃中心のチームを脱皮し、目指してきた「全員フットボール」で、リーグ戦2位から頂点に上り詰めた。



