北京五輪で一躍脚光を浴びた日本フェンシング界がロンドン五輪へ再び動きだした。特別強化対象だったフルーレ以外のエペやサーブルの選手の士気も「太田効果」で高まり、横一線から新たな挑戦が始まる。
日本協会は北京五輪前に生活費などを丸抱えの「500日合宿」を実施。約6000万円の特別強化費をフルーレに集中させる“豪華一点主義”で成功した。だが張西専務理事は「エペやサーブルもやれないはずがない」と全体の底上げを図り、不況下でも年間1億円以上の強化費を捻出(ねんしゅつ)したいという。
これまで無縁だったスポーツマネジメント会社とも提携して新マーケティングを導入し、公式協賛社や選手個人を支援する協賛社も募るプログラムも開始。太田の師であるオレグ・マツェイチュク氏と契約延長し、欧州からエペとサーブルのプロコーチも招く予定だ。フェンシング界全体が合言葉の「メジャー化」へ向けて活性化している。



