<全国都道府県対抗男子駅伝>◇18日◇広島・平和記念公園前発着(7区間48キロ)

 有力ランナーがそろう3区では、福岡の三津谷祐(トヨタ自動車九州)が23分49秒で走って区間賞、8位から首位に順位を押し上げた。中間点でトップに立った三津谷は「前に見えるだけ抜いてやろうと思って、最初から突っ込んでいった。予定通り突っ込めてよかった。強いランナーばかりだったが、負けるという気持ちはなかった」と振り返った。

 今月の箱根駅伝5区で区間新をつくり、東洋大の初優勝に貢献した福島の柏原竜二(いわき総合高出)は23分56秒で区間2位。17位から6位に順位を上げた。

 長野の佐藤悠基(東海大)は区間16位にとどまり、1位から4位に後退。アテネ五輪男子マラソン5位の油谷繁は地元・山口から出場したが区間35位に終わり、26位から33位と順位を下げた。