25日の大阪国際女子マラソンに出場する渋井陽子(三井住友海上)が18日、約3週間に及んだ中国・昆明での高地合宿を打ち上げ、帰国した。8月の世界選手権(ベルリン)選考レースの第1弾となった昨年11月の東京国際女子マラソンは4位にとどまり、代表切符を逃した。今回は、中2カ月での再挑戦になる。

 大阪では、同郷の赤羽有紀子(ホクレン)らがライバルになるが「自分のことで手いっぱいですから…」と集中モード。昆明では、初マラソン世界最高(当時)をマークした01年大阪国際女子マラソンの映像を見て、イメージをふくらませた。鈴木総監督は「自分の力を信じていけば勝てる」と話していた。